サービスデザイン2009多摩美術大学情報デザイン学科3年次演習「サービスデザイン」の
学内展示(2009年1月8~9日)に向けたブログです

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【授業紹介5】アイディアスケッチ 10:49
 こんにちわ、片山です。
今更ですが、ここで一度"デザイン思考とは何か"をまとめておきたいと思います。

【デザイン思考】
人々の暮らしを観察することでニーズを発見し、そのニーズを満たすためのアイディアを繰り返しブレインストーミングを行いながら練り上げ、アイデアの実現方法をいくつもプロトタイプをつくることで検討する。

サービスデザインの授業ではサービスという目には見えにくい対象の
アイディアを発散・収束させるための様々な方法や、
プロトタイピングの手法などを学びました。

観察...フィールドワーク、インタビュー、体験記述など
ブレインストーミング...キーワードブレスト、アイディアスケッチなど
プロトタイピング...フォトボーディング、ペーパープロトタイピング、モックアップの作成など

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今日はアイディアを発散・収束させる方法のひとつ、
アイディアスケッチの授業をご紹介したいと思います。
(写真:アイディアスケッチ講評会)

アイディアスケッチの際の情報デザイン的な視点ならではのポイントとしては、
「絵の中に人をいれる」というのがあると思います。
例えばエディトリアルデザインは本や紙面だけをデザインしますが、
情報デザインは「人」の活動をデザインするというのが大切な点です。


ブレインストーミング的なスケッチは質より量だそうです。
頭の中にふわふわと広がるイメージを、紙に落とし込むことによって収束させる。
考える、描く、考える、描く、の繰り返しです。
または、描くことが考えることだとも言えます。

(写真:須永先生によるアイディアスケッチ指導の風景)

須永先生から「100枚くらい描くといい」と言われたときはびっくりしてしまいましたが、
アイディアスケッチを描くことは、想像をふくらませまた収束させるというデザインの重要なプロセスで、
「出なくなった後描ける人、をつくるのが多摩美の教育」だそうです。


投稿/片山 育美
| - | comments(2) | trackbacks(0) | posted by sd2009 -
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授業が始まってから、1)食堂のサービスの観察をおこない、そこで気づいたことや発見したことをインフォグラフィックスに描きました。2)それぞれの「食の体験」をふりかえり文章に書きました。3)それらをもとに、ブレインストーミングを行い、キーワードを抽出しました。

…ここまでは、「食」と「サービス」について、見えるようになるため、あるいは、より深く知るためのプロセスです。デザインをする前のいわば準備体操でした。
「アイデアスケッチ」を描くことから、いよいよ、新しいサービスを考案するというクリエイティブなプロセスに進みます。

課題として出したのは、「アイデアスケッチを30枚以上描くこと。」でした。描く枚数は10枚ではダメで、なにがなんでも「30枚以上」、そして言葉や文章ではなく「描く(絵にする)」ことが重要です。
‘目に見えない’サービスを、とにかく絵に描いてみることで、あいまいなアイデアや思いが、少しずつカタチになっていきます。(急に、ひらめくわけではありませんし、描いているうちに自分自身もわかってくる、というかんじでしょう。)

posted by よしはし | 2010/01/06 11:11 PM |
写真は全員(21名)のスケッチを校舎の床に並べて、お互いのアイデアを見て回っているところです。500枚近いスケッチが床一杯に並ぶ様は、壮観でした。

こんなにたくさん描いても、採用されるアイデアはこの中のごく一部です。それでもこの枚数は必要なのです。ボツになったアイデアは無駄なのではなく、それだけの数を描いた人にしか見えない世界が、30枚、50枚のアイデアスケッチの先に見えてきます。

今回は、ほとんどの学生が30枚をクリアして描いていたので、その世界を体験・体感できたのではないかと思います。
posted by よしはし | 2010/01/06 11:15 PM |
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